JOSEPH MALINGE

| BOOTH 67 PROJECT TOKYO 2022 March

HIGHLIGHTS

MALINGE家の長きにわたる挑戦の第一歩は130年前にまで遡ります。
現当主の曾祖父となる創業者、Joseph MALINGE(ジョセフ・マランジュ)はフランス西部、トゥルランドリーの町で木製ソールのクロッグシューズの制作を生業とし生活していました。1889年に努めていた工場を引き継ぎ BOTTIER POLIANEを設立。その頃から、フルレザーシューズの生産にも取りかかるようになります。
彼の息子が工場を取り仕切るようになる頃には、ビスポークシューズを中心に乗馬ブーツなども手がけるハンドソーンのシューメーカーへと形を変えていました。
彼らの作るシューズは、その頑強な作りと計算され尽くした快適なフィッティングで広く知られるようになります。現当主の父親である3代目に引き継がれる頃には、ビスポーク事業と平行し既成靴の生産にも着手するようになっていました。
1986年、創業者の曾祖父と同じJosephの名を持つ4代目の現当主の手により、社名も新たにSARL CHAUSSURES CUIR MICHIGANとし、彼と創業者である曾祖父の名前を冠したブランド“JOSEHP MALINGE”を本格的に始動させます。4世代にわたり培われてきたノウハウ、工場設備、タンナーとの友好関係…どれをとっても一朝一夕で得られるものではなく、現当主Josephにとってかけがえのない財産となり現代に受け継がれています。
トゥルランドリーにある工場で所有する機械の一部はとても古いものです。現在では入手できないような物をメンテナンスを繰り返し利用しています。十分に整備・調整された機械は今でも最前線で稼働しており、これらの装置は近代的な機械では再現することのできない「味」を製品にもたらします。
それらの機械を駆使した製靴技法も多岐にわたり、ノルウィージャン、グッドイヤー、ブレイク等様々なウエルトで多様なデザインに対応しています。同時にスキンステッチ等、極めて職人的な手作業にも対応する技術力も持ち合わせています。
また4世代にわたり培われてきた膨大な量のアーカイブは多様なスタイルの制作にも適応可能なノウハウとして蓄積されており、非常に柔軟性に富んだ生産背景を実現しています。
タンナーとの結びつきも強くデュプイ、アノネイ、デジェルマン、アース、レミーキャリアット等、フレンチタンナーを中心にデザイン、用途に応じ最適な素材を取り揃える事が可能です。 
これらはすべて長い歴史の積み重ねにより培われた財産にほかなりません。

 今回発表された Hériter Collection - エリテ・コレクション は、4世代にわたり受け継がれてきた技術とアイディアを集約させたカプセルコレクションです。彼らのアーカイブの中でも特にフランス色の強いデザインに焦点をあて、ブランドを象徴するノルウィージャンウエルトを用いて作られるアイテム群になります。ノルウィージャンを用いている事でもわかるように、アクティブな活動に対応するカントリーテイスト溢れるカジュアルラインですが、随所にちりばめられたフレンチテイストが単なるカジュアルシューズとは一線を画した物となっています。
当コレクションを代表するアイコニックモデルである"jabot"は、彼らのルーツであるクロッグを彷彿させるような、ぽってりとした丸みの強いラウンドトゥを持ち、ノルウィージャンウエルト、袋ベロを備え、ダブルソールで底付けされた重厚かつ堅牢なカントリーシューズで、全天候型でコンフォート性の高いプレミアムアウトドアシューズとなっています。

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