HIGHLIGHTS
サスティナブルな知恵から生まれたラフィー糸は、超長綿のトルファンと短い繊維を多く含むギザアメリカの落ち綿を合わせて出来上がります。
本来ならば廃棄されるはずの落ち綿ですが、職人の技と知恵から新たに生まれた日本繊維の逸品です。
二つの綿を合わせることで、ケパニの特徴でもある柔らかな表情と独特な風合いを表現することができました。
大阪で生まれたラフィ糸は、のどかな田園風景と交わるメリヤスの産地、和歌山にて加工されます。
72本の糸玉から一本一本の糸を紡ぎ、コンマ単位でシンカー編み機の糸を調整することで、吊り編みに近い風合いを作ることができます。ゆったりと且つ、精密に編み込まれたスウェット生地は、柔軟性と伸縮性に富んでいて、それでなお形崩れしにくいのが大きな特徴です。